住宅ローンについて

ホーム >  住宅ローンについて > 住宅ローンの基礎知識  >  元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの基礎知識

元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの返済方法は、2種類に分けられます。

  ● 元利均等返済
  ● 元金均等返済

一般的によく使われているのは、元利金等返済です。

しかし、これら2種類の返済方法があることを、実際に住宅ローンを借りているのに知らない方が多いのも事実です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、返済計画にあった返済方法を選びましょう。

■ 元利均等返済

元利均等返済とは、返済額が一定で、利息と元金の割合が変わっていく返済方法です。

当初は利息の割合が大きく、あまり元金が減りません。

少しずつ元金が減っていくことにより、利息の割合が小さくなっていきます。

返済額が一定であるため、安定していますが、元金均等返済よりも最終的な総返済額が多くなってしまうデメリットがあります。

○ メリット

・返済額が一定であるため、返済額が分かりやすい

× デメリット

・当初は利息割合が大きく、元金が減りにくい
・元金均等返済よりも総返済額が少なくなる

■ 元金均等返済

元金均等返済は、元金を一定額返済し、その返済額に元金の利息を合算して返済していく方法です。

元金は一定に返済していきますので、元利金等返済よりも元金部分が減りやすくなっています。

そして、利息が減っていくにつれて、返済額も減っていきます。

また、元金が早く減ることにより、総返済額を抑えることができるメリットがあります。

その反面、元金の返済が一定であるために、元利金等返済に比べて当初の返済金額が増えてしまうデメリットがあります。

当初の返済額に耐えられる方や早めに元金を減らしたいという方には、メリットがある返済方法だと思います。

また、民間金融機関ではこの返済方法を扱っていない場合があるので、注意が必要です。

○ メリット

・元金を一定額返済するため、元金部分が減りやすい
・元金が減りやすいため、総返済額が抑えられる
・返済するほど、返済額負担が減少していく

× デメリット

・当初の返済額が増えててしまう
・民間金融機関では扱っていない場合がある

■ 返済額例

(借入額3000万円 金利3% 35年返済)

【元利金等返済の場合】

当初の返済額    115,455円(毎月一定)
(内訳 元本 40,455円 利息 76,438円)
総返済額    48,292,206円

【元金均等返済の場合】

当初の返済額    148,106円(毎月減少する)
(内訳 元本 71,668円 利息 76,438円)
総返済額    45,801,587円

当初の返済額の差

元利金等返済の方が、当初の返済額が32,651円安い

総返済額の差

元金均等返済の方が、総返済額が2,490,629円安い

この返済例のように、返済方法によって返済計画が全く異なります。
返済額が3万円も違うと負担が全く違いますよね。
総返済額が2百万円以上も違うというのはかなり大きいと思います。

メリット・デメリットを見極めて、家族計画にあわせた返済方法を選択してください。